こちらは東松山警察署(昭和50年)

 「いたずら①」の続きです。

友人が新車の日産グロリアを購入しました。

 車はいつもピカピカに磨いており、私たちがその車に同乗するときは、靴を脱ぎ用意してあった靴箱に入れることを強要されました。

 その車にはスピーカーとマイクが取り付けられていました。

 私は友人の家で将棋を指していたのですが、外で何か騒がしい音がしていたので、何かと思い窓を開けたのです。

 すると大きなスピーカー音で「こちらは東松山警察署、松山たかし(仮名)君すぐに出てきなさい。」と繰り返しているのです。

 友人は、あわてて2階から駈け下りて行きました。 

 戻ってきた彼は、「全く近所迷惑だ、あのグロリア蹴とばしてやらなきゃ・・」と言っていました。

 

チークダンス(昭和51年)

 大学1年のころ、私は中学校の同級生4人と一緒につるんで遊んでいました。私は学生でしたが他の3人は就職していて、お金も車も持っていました。

 このころディスコが流行っていて、新宿に何度も行きました。私はどちらかというと女性と話すのが苦手で踊るのも苦手でした。

 みんなは汗びっしょりになって踊っているのに、飲みながら見ていることが多かったのです。

 ディスコは見ているだけでも何となくウキウキする気分になったのですが、何度か通ったころ見知らぬ女性からチークダンスに誘われたのです。

 ディスコでは、チークダンスタイムがあるのです。

 チークダンスなんて初めてです。体も顔もぴったりと密着するのです。

 夢見心地のチークダンスタイムも終わりました。

 その後も何度かディスコに通いましたが、その女の子と会うことはありませんでした。

アパートで

 大学1年の12月から2年3ヵ月間、私は江戸川区平井のアパート(4畳半、風呂ナシ)に住んでいました。

 これは私が不在の時のことです。

 中学校時代の悪友3人で遊びにきたのですが、私がいないのを確認するとアパートの玄関先で小便をしたのです。

 たまたまアパートの2階のから それを見ていた女性(大学2年生)がいたそうです。

 悪友たちが言いました。「俺のを見たのだから、お前のも見せろ‼」

 女性は大家さんに事情を話しました。

   (まったく迷惑でした。)

イタチ(そば)

 4人で蕎麦屋さんに入りました。

 みんながお店の人に次々と注文をしました。

  俺「天ぷらそば」・・・俺は「狸そば」・・・じゃあ俺は「きつね」

  俺「イタチ」・・・

 真面目な顔をして注文したので、思わずメニューの書かれた壁を見てしまいました。

 

 次の「思い出(遊び・趣味)」へ