お金に関する心配事は誰もが抱くものです。

・人生100年時代と言われていて、将来のお金が不安である。

・子供が生まれたが教育資金などを考えると経済的な不安がある。

・非正規雇用なので給与が少なく恋愛や結婚ができない。

・経済的に余裕がなく貯金ができない。

などといった悩みを多くの方が抱えています。

 その一方で資産を着実に増やして、数億といった資産を築き経済的な余裕を謳歌している人もいます。その人たちの多くは、親から資産を譲り受けたのではなく、自ら資産を築いた人達です。

 60歳、65歳になって、「年金が少ない」「貯金がない」などと愚痴を言いながら人生に余裕を感じられずに生きるか。経済的な自由を確立し生きがいのある人生を謳歌するか。

資産作りは早くから始める。

 これは単に何時から経済的基盤を作る努力を始めるかです。始める時期が、早ければ早いほど数億円を作るのは簡単なのです。

 例えば30歳から経済的基盤を作ろうと思えば、60歳までに30年間あります。この間月3万円づつ米国株を買っていたら、これまでの米国株の実績から、数億円になっていたはずです。60歳になる前にきっと株の配当のみで生活できたと思います。

 ただし、今後も米国株がこのように伸びていくとは限りませんので・・・

 月3万円の積み立てを利息のほとんどつかない貯金では、1年で36万円10年で360万円30年で1,080万円にしかならなかったのです。

 投資先の選択

 いかに投資先の選択が大切かがお分かりと思います。

 若干のリスクは覚悟しなければなりませんが、貯金では利子より物価の値上がりの方が大きく、目減りしてしまうと理解すべきです。

投機は避けるべきか?

 投資と投機とは、似ている言葉ですが意味は違います。

 「投資は資産を増やしていくための戦略であり手法である」と言われますが、「投機ははギャンブルである」と言われてしまいます。

 私は、株の信用取引や商品の先物取引、そしてFXで大きな損失を出してしまいました。

 私の経験から、この3つについては2度と手を出さないと決めたのです。これらが投機だとは言えないかもしれませんが、これらは現物投資ではなく投資金額の数倍の価格のものを購入できるため、出資金以上の損失を被ってしまうことがあるからです。

 特に商品の先物取引に至っては100万円を出資して1000万円の損失なんてざらにあります。人生が積んでしまうこともあるのです。逆に1000万円儲けることもありますけど・・・

 こういう商品にはできるだけ近づかないのが無難です。

 挑戦する場合は、総資産の5%程度などと決め、自分を律することが必要です。

 なお、株の信用取引やFXは、投機とまでは言えないかもしれませんが、リスクが非常に大きいので、のめり込むことの無いよう、自分を戒めながら資産の10%程度などと決めてかかることです。

 もう一つビットコインについては、価格の上下は激しいのですが現物なので、「ゼロ」になることがあってもマイナスにはならないので、少しだけ所有しています。なお、ビットコインについては6年ほど前にかなり儲けさせていただきました。

国が推奨しているものは、原則買いか?

 岸田政権になり、国は特に株の購入を推奨しています。NISAなども改善されるみたいで、これまでよりも投資額を増やせるみたいですし、国が推奨している限り株が下落するような施策を国が選択することはないと思ってよいと思います。

 国が株価を上げようとするなら、株を買うしかありません。これまで日本株は外国株に見劣りしていましたが、今後は魅力が増すと考えてよいかもしれません。

日本株を買うなら

 日本の株には、他国にあまり見られない「株主優待」という制度があります。

 私が現在所有している日本の株は、ほとんど優待のある株です。優待株を400銘柄ほど所有していますが、購入時の2倍以上になった株も多数あります。

 これから日本の株を購入しようとするなら、下落するリスクが少ないと言われる優待のある株をお勧めいたします。

 日本株以外では、やはり米国株でしょうか。私は、日本株、米国株以外に中国株、フィリピン株なども所有しています。

 株(投資)を怖がらずに少額でもよいですから始めてみたら、世間が広がると思いますよ。