今から50年以上も前(昭和44年ころ)にテレビ時代劇で「素浪人 花山大吉」という番組があったのを知っていますか。当時はこれを父親と一緒に見ていました。
これは剣の達人で「おから」好きの「花山大吉」とその相棒「焼津の半次(おちょこちょいで喧嘩好き)」の2人が日本中を旅する物語です。
相談屋にあこがれて
いつも2人は、お金に苦労しながら時には2日も何も食えずに、神様へのお供え物をこっそり食べるといった事もありました。
そして悪い奴らが出てきて、それを2人で退治します。「水戸黄門」のような感じです。
そんな「花山大吉」の職業が相談屋でした。
相談屋とは「大名家のもめごと、ネズミ退治、子供のおねしょ対策、繁盛しないお店の相談など」それらを解決してお金をもらうのが仕事です。
たまたまスカパーの時代劇で5年ほど前に「花山大吉」を放映していましたので録画しました。全部で104話ですが、今でも時折見ています。
今考えると相談屋という仕事に興味があったのか、日本中を旅して歩くのにあこがれを持っていたのかわかりません。しかしながら、この相談屋という仕事に何となくあこがれていたのは間違いありません。
つい最近友人が「キャンピングカーを買って日本中を旅したいな・・」なんて言っていましたが、私も友人も妻も仕事もある身、何日も家を空けるわけにはいきません。
その時 思ったのが、私が「花山大吉」で友人が「焼津の半次」凸凹コンビとして旅ができたら楽しいかな・・なんて夢を描いてしまいました。
現在の仕事は相談屋?
今は社労士・行政書士・CFPとして、仕事をしています。
主な仕事は、建設業許可などの許認可事務、社会保険などの手続事務ですが、お金・年金・恋愛・離婚などの相談もあります。
そして行政書士会(東松山支部)で行っている無料相談事業の相談員となっています。
また、2019年から3年間、町の社会福祉協議会が行っている「心配ごと相談室」の相談員を務めました。
相談屋という仕事は思っていたよりハードで、時代劇のように楽なものではないとつくづく思っています。
難しい相談を受けたときには夜眠れなくなることもよくありますが、昔あこがれていた職業を今しているのだと自分を鼓舞しています。
相談屋になるには、いろいろな知識が必要です。
相談屋になるために様々な資格に挑戦したというのではないのですが、結果としてそれが相談屋の仕事につながったのかもしれません。
次の投稿「資格取得」へ続く、